業務ソリューション部門
2021年度入社
上木原 佑樹

製造エンベデッド部門
2023年入社
フルタニ産業はお客様の便利をつくるお手伝いができる会社。
やりがいも、働きやすい人間関係も揃っています!
私は、半導体製造現場で使われる業務支援ツールの作成や改善対応に関わっています。特に、機械の設定に関する資料作成をアシストするツールを手掛けています。機械設定において、入力箇所や入力情報を間違えると、システムがエラーを起こしてしまいます。そこで、ツール操作の自由度にある程度の制限を加え、ユーザーが変更できる項目に制限を設けたり、入力内容を選択式にしたりして、エラーを防ぎます。そうして、機械がエラーなくスムーズに動くためのサポートシステムを開発することが、私の仕事です。
在学していた大学院の研究過程で、LinuxというOSを使用する機会があったのですが、不便に感じる部分もありました。そこで、自分が不便なく様々なシステムを使えているのは、そのツールやアプリをつくってくれている人がいるからなんだと再認識しました。それをきっかけに、便利をつくる側の仕事へ興味をもち、IT企業への入社を考えるように。それまで目指していた食品業界から一転、「折角就職するなら、今自分が興味あることに挑戦したい」と考え、これまで進んできた道から大きくジャンルを変える決意をしました。
当社に入社を決めた理由は、当時の採用担当の方と、若手社員の方との距離感でした。座談会の最中に就活生から寄せられる質問に対し、若手社員が回答し、そこに人事の方がフォローに入る、というやり取りから、和気あいあいとした雰囲気が伝わってきました。また、その後の選考でも、社員の方とのやり取りや社内見学を通して、柔らかい雰囲気を感じることができました。また、研修制度の手厚さもあり「ここなら未経験の自分でも安心して成長できる環境がある」と感じ入社しました。
システムの改善を通じて、お客様のお悩みを解決できることが一番のやりがいです。お客様から「使いやすくなった」「見やすくなった」というお声を直接いただけることで、働くモチベーションにも繋がっています。そして、開発したツールには、定期的なメンテナンスが必要不可欠。開発者以外がメンテナンスすることも踏まえ、誰が触っても分かりやすい、シンプルなプログラムを書くことを心がけています。また、プログラムだけでなく、お客様やチームのメンバーと業務に関するやり取りをする際にも、分かりやすさを意識した話し方をしています。会話は目に見えないぶん、情報が抜けやすいもの。だからこそ、順序立てて話すことで、相手に要点が伝わるように気を付けています。
さらに自分の知識と技術を深めて、様々なメーカーのものづくりを支えるシステムの開発に携わることが今後の目標です。関わる業界が増えると、日常ではなかなか触れないような知識を得ることができ、たくさんの刺激を受けることができます。